歩みを止めたら次の瞬間止まっちゃうんですか?
前回こういう記事を書きました。
おかげさまで一週間ほどで体調も良くなり、(その後もうしばらくお腹の不調に見舞われるのですが、これはまた別の話)職場に復帰したわけですが。。。
さて、そういう記事を書いたところ、「やっぱり有給休暇っていいよね」という話がいろいろ出てきました。
たしかにこれはサラリーマンにとってはありがたいことですね。
ただ、私はこの意見、半分は賛成しますが、もう半分は賛成できないです。
まず、いろいろ途中の過程をブッ飛ばして結論だけ書くと、
「自分が仕事にちょっとやそっと向き合えなくても、ちゃんとお金が入ってくる体制を整えることが大事。それが有給休暇に限定される必要はない」
ということです。
もっというと「歩みを止めたら次の瞬間から前に進めないような体制に依存するのは危険」ということなのです。
・・・そんな体制じゃないものなんてあるのか?って?
まぁ、ちょっとお付き合いください。
例えば、あなたは自転車に乗ったことはありますか?
ほとんどの人は乗ったことがあると思います。
あれ、漕ぎ始めてからしばらくは力が要りますね。
ところが、ある程度スピードが乗ってくると、ペダルをこぐのをやめてもすぐには止まらないですよね。
ということは、スピードがつき始めると、あとは要所要所でペダルをこいでやれば、ずっと漕ぎ続けなくてもちゃんと前に進みますよね。
これ、徒歩とかランニングだとそうはいかないです。まだランニングは惰性で少しは何とかなりますが、どちらも足を前に出してやらないと、歩みを止めたとたんに止まります。
これが、徒歩と自転車の大きな違いです。
もっというと、そもそも自転車を発明した人はすごいと思います。
人間の力を自転車という機械に加えることで、徒歩よりずっと速く進めて、しかも楽できる。
これはすなわち「仕組み」の力です。
少し話が脱線しましたが、もう一度言いましょう。
「歩みを止めたら次の瞬間から前に進めないような体制に依存するのは危険」なのです。
有給休暇はいうなれば、歩みを止めてもお金を渡してくれる体制です。
ただこれも自由に取れるわけではないですね。
そもそも取れるか取れないかなんて会社もありますし、とれたとしても限度があります。
で、前回と矛盾したことを言いますが、
「そんな不自由な体制に依存していて大丈夫?」ということなのです。
・・・ちょっと長くなりました。続きは次回にしましょう。