エースのステージアップへの軌跡

「当たり前の水準を引き上げる」をテーマに、いろいろなことについて語っていきます。メンタルやスピリチュアルな話からお金や仕事の話まで。

パークハイアット東京の朝食ビュッフェはなぜ5,000円もするのか

 こんにちは。最近の寒さは本当に身に堪えますね。
 朝起きるのは辛い。少しでも長く寝たい。でも朝御飯はちゃんと食べたい。
 
 で、ちょうど友人が大阪から出てくるというので、それにかこつけて朝御飯を一緒に食べることにしました。こうでもしないと早起きできない。
 でもどうせ食べるならとびきりいいものを。そう、セルフイメージが上がるような一流の環境を。
 
 で、行ってきましたのは 新宿副都心の真ん中、都庁の近くにあるパークハイアット東京

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ちなみに一泊すると一部屋10万円するらしいです。高級ですねぇ。
 
でも庶民である我々一行はさすがにここまでは手が出ない。
で、何とかならないか、ということで掘り当てたのは、41Fにあるレストラン「ジランドール」の朝食ビュッフェ。まあ、食事、それもディナーでなく朝食なら手が出るよね、多分。
 
で、見たところ、4,200円。ただし消費税・サービス料別。
計算すると5,200円ちょっとでした。
まぁ、朝ごはんにしては大分高いですが、10万円払うのに比べれば大分近づきました。
これなら手が出そう!
 
ということで、パークハイアット東京、行ってきました。
 
でも、気になりません?5,000円の朝食って何でしょうね?
普通のホテルの朝食ビュッフェでも1,000円ちょっとなのに、いったいなんでこんなにするんでしょうね?
 
ということで、実際食べに行って考えました。
ずばりパークハイアット東京の朝食ビュッフェはなぜ5,000円もするのか」
 

1.新宿副都心の41Fという立地にゆったりとした広さ

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 なんといってもまずはこれ。パークハイアット東京は場所で言うと西新宿、東京都庁の近くにあります。このあたりはオフィスが多く、同じ新宿でも歌舞伎町などのごちゃごちゃしたイメージとはだいぶ違います。
 そしてその高層階、52階から眺める景色はなかなかのもの。この日は天気が良かったのでスカイツリーも見えました(あ、写真ないや)
 そんな中、テーブルと椅子の配置がゆったり。満席でもごみごみした感じはありません。
 これだけの立地だと、場所代だけで結構かかりそうな気がします。
 

2.メニューの種類が豊富

 メニュー自体がとりわけ高級食材を扱っているわけではありません。が、フレッシュなフルーツが何種類かあったり、パンにしてもいろいろな味や形のものがありました。
 印象的だったのがこれ。

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 左4つは全部同じ牛乳と見せかけて、左から、牛乳、無脂肪乳、豆乳、ヨーグルトドリンクです。
 しかしなぜこんなにそろえているのでしょうかね。
 おそらく「いろいろな要望に応えるため」でしょうが、もう少し深く考えると、いわゆるお金持ちはこういうところにこだわりを持ちそうな気がします。
 例えば「朝は豆乳と決めている。それ以外は似ているものでも口にしない」とか。
 これはその後の仕事のパフォーマンスに関わってくるので大事なことです。特に1時間で10万とか100万とか生み出す人は、少しのパフォーマンスの違いが、大きな稼ぎの違いにつながるので、それが5,000円で対応できるのなら安いものでしょう。
 こういうこだわりに対応できるようにするためにも、いろいろ用意しているのかもしれません。
 

3.店員の配置が多い、そして細やか

 一番の感想はなんといっても「店員さんが多い」。
 ふつうこういうところだと、料理を補充したり、片付けるときだけ店員さんが出てくるのでそんなに人員が要らないはずなのですが、このホテルは多かったです。
 そしててきぱきと動いているんですね。
 しかも結構頻繁に店員間で連絡を取り合い、「あそこのあれをそろそろ片付けよう」などと連携をとっているところがさすがだなと思いました。

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 これはチームプレイで生み出すシナジーということですね。
 例えばちょっとお客が困ったそぶりを見せる(きょろきょろして何かを探すとか)や否や、店員さんが「どうされましたか?」とすぐに声をかけてくれます。だからストレスが少ない。短時間で解決するので時間の無駄がない。お金持ちにとって時間は命。1分、2分が何万円や何十万円を生み出す世界に住んでいるのですから、こんなところで時間をかけたくないですし、ストレスを受けたくないそういうお客に対応するなら、これくらいは当たり前ですね。
 ちなみに店内、日本人より外国人の方が多かったですが、店員はもちろん英語で対応できます。店員のスキルの高さは、雇う側からすれば、誰でも雇えるわけではないので、人件費が多くかかります。なるほど、こういうところも付加価値なのですね。
 

結論:お金持ちにとってストレスフリー・快適でコンディションを維持・向上させるような朝ごはんを味わえる。その付加価値は5,000円に値する。

 
 ということで、さすが本物は違いますね。これだけの理由があるならぼったくりではないですね。まぁ、そうそうおいそれとは行けませんけどね。
 ただ、こうやって考えられる機会が得られたという点で言えば、私もそれだけの価値をパークハイアット東京の朝食から得られたでしょうか。
 
 これがステージアップした世界。これが当たり前の水準。目指すべきベクトルはこの方向にあります。

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