エースのステージアップへの軌跡

「当たり前の水準を引き上げる」をテーマに、いろいろなことについて語っていきます。メンタルやスピリチュアルな話からお金や仕事の話まで。

三日寝込んで実感したサラリーマンの光と影

水曜日から高熱と腹痛とで寝込んでおりました。

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その前日の火曜日、仕事前に一つオンラインでミーティングを入れたことから、無理を承知で睡眠時間を削って臨んだまではいいものの、
その日の夕方から急に寒気と食欲不振になり、仕事を早退。早めに寝ましたが万事休す。
 
思えば最近は休みのたびに遠征したり、地元で迎え撃ったりという日々で、睡眠負債を返済できず、疲れを持ち越す日々でした。
体が悲鳴を上げたのも当然でしょう。
 
というわけでこの土日は久しぶりに予定を入れない休みとなりました。
目覚ましもかけずに何に追われるわけでもない生活は心穏やかでした。
 
もちろん休みの予定を入れていたのは自分の意志であり希望でした。しかしそれですら、自分をむしばんでいたというのは私にとってはちょっと驚きでした。
 
いやぁ、たまにはのんびりするのもいいですね。
 
 
・・・で終わればよかったのですが、
「のんびりする日も作りたい。でもいろいろなところに行きたいし、いろいろな人に会いたい。」
(ただしここでいう「いろいろな」は量の問題ではありません。質の問題です)
と思ったとき、「今のままじゃ無理だなぁ」と思うわけです。
 
何がダメなのか考えた時に思うのは、
自分が能動的に選択した行動がどれだけあるか、ということです。
普段の日は、会社に行ってやらなきゃいけないことをこなして、という非能動的(受け身という意味とはやや異なります。)な選択のもとで
過ごしていることが多いわけで、能動的選択をしている日が一週間の中でせいぜい二日しかないというのが根源なのかなぁ、と思うのです。
 
心構えの問題?いえ、そんな単純な話ではない。
確かに自分で選んだ仕事だけれど、決して楽しくないわけでもないけれど、自分の選択権が決して大きくないというただ一点がどうしても引っかかるのです。
 
これがサラリーマンというものか、と実感しました。
ただ一方で、選択権を明け渡す代わりに毎月固定の給料を安定してもらえる。その上、この三日間「有給休暇」という形で、休んでもちゃんとお給料がもらえるのですから、そこは感謝せねばなりませんな。
もちろん毎月安定した収入というのは大きなメリット。そう簡単に手放せないのです。
 
とはいえ、選択権を取り戻すことを考えるのなら、ここは越えねばならないハードルですね。
 
サラリーマンのメリットとデメリット両方を実感したうえで、さてどうする?と突きつけられた出来事でした。