株式投資が合う人、合わない人【株の話をしよう その2】
前回は「株」って何ぞやという話をしました。
その話はこちら
さてさて、巷では「貯蓄から投資へ」とか、「投資しないなんてどうかしてるぜ」とか言われていますよね(いや、後者は誰も言ってないか)
その割にはいまいち広まってないです。
一説には、株式などの有価証券に投資している人の割合はせいぜい2割とも言われています。
私自身も株式に投資していますが、しかし全員が全員におススメできるかと言われると、そうでもないと思っています。
最大の問題は
汗水たらしてせっかく蓄えたお金なのに、なんかよくわからん原因で削られるなんて許さない
ってことだと思います。
これはもう価値観の話で、何がよくて何が劣るか、ということはないので、こういう価値観もわかるにはわかります。
前回も話した通り、儲かっているうちは分け前をもらえますが、儲からない時は分け前はもらえません。
そればかりか、「もうこれ以上ビジネスを続けるのは無理ンゴ・・・」となった場合は、出したお金は一円も戻ってこないわけです。自分は悪くないのに。
逆に、お給料は本当にわかりやすいです。例えば一番ありがちなケースとしては、1日8時間、週5日会社に行って働けば、必ず決まったお給料がもらえます。
たまーに会社の事情でお給料を減らされることもあるにはありますが、普通は自分がちゃんと会社に行けばお給料が「なんだかわからない理由で減らされる」ってことはないです。
よく、「投資は余裕資金でやりましょう」と言っているのはこれが理由です。減っては困るお金(いや、本当は減っていいお金なんてないんですけど)で投資をやると、最悪のケースの場合、「あてにしていたのに・・・」なんてことになりかねません。
減っては困るお金、というのはもう少し具体的に言うと、「近いうちに使い道・金額が決まっているお金」ということです。こういうお金は貯蓄にしておいた方がいいです。例えば「3年後に自分の子供が大学に入るから○○万円必要」って決まっているものとかですね。
もっというと、というよりこれからの話が本題なのですが、はじめのうちはお金を増やそうと思ってやらない方がいいです。私も(狙っていないわけではないのですが)主な目的はそこにはありません。
「え?投資ってお金を増やすためにやるんじゃないの?」という声も聞こえてきそうですし、私もそれは否定しませんが(むしろ増えてくれるならそれは大変ありがたいですけど)、そこにとらわれると正直やりづらいんですよね。
じゃあ、何のために私は株式にお金をつぎ込んでいるのか。
大分長くなったので、この話はまた次の機会にすることにしましょう。