「萌えのために稼いだら億万長者になれる」ってよくないですか?
大晦日ですね。
もう正月休みに入りましたか?それともそんなものなんかあるわけねーだろ、ですか?
さて、私は今年たくさんの本を読んできました。といっても、最後までたどり着くものはそんなに多くなく、逆に言うと最後まで読み切るということは私にとってよほどの価値があるものということになります。
今回はその中から、私が「これはおススメ」というものをご紹介します。
・・・が、今までの記事をご覧いただいたあなたならご察しの通り、普通の本を取り上げるのはおもしろくありません。ということで、きっとあなたは読んでいないだろうという本の中からおススメできる本を探しました。
ちなみに「ヒットもした」ということですと、下のあたりがおすすめです。が、話題にもなりましたし、書評はいろいろな方が書いていますので、私からはどうこう言いません。
あと、ちょっと前に取り上げた記事がこれ。
というわけで、引っ張りましたが、今回ご紹介する本は(テレビショッピング風に)
野崎幸助著『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』です。
ドン・ファンと聞いてまずポケモンを思い浮かべる方は私と同志です。
17世紀のスペインの伝説上の人物、そして一言で言うと「プレイボーイ」です。
この著者である野崎さんはなんと75歳を超えてなお、「現役」なのです。
さて、ここで質問です。
あなたは「何のために稼いでいますか?」
多くの方は「生活のため」「家族を養うため」。大体そんなところですよね。私もそんな感じです。
野崎さんは次の一言にすべてを集約します。
定年後の華麗なるシルバーライフを羨ましいと思ったことはありませんし、自分の仕事が辛い と思ったこともありません。それは、私には仕事をし、お金を稼ぐはっきりとした目的があるからです。
私がお金を稼ぐ理由は、なんと言っても魅力的な女性とお付き合いをしたい、その一点に尽きます。
ちなみに「お付き合いをしたい」というきれいな表現を使っていますが、実際に書かれていることはつまり「ヤりたい」ということです。それもこの歳にして20代の若いお姉ちゃんに手を出してますからね。
これが彼にとっての「萌え」なのです。彼は、いい女を抱くために仕事をしたのです。その結果として、30億円は下らない金額を稼ぎ、萌えに生きるを体現しています。
まぁ、いろいろ倫理的にとか法的にとかで綺麗でない部分はあると思いますが、つまり、「私はこれのために稼ぐ」を明確化し、そこに臨場感を持たせると、いかにエネルギーが強くなるかというのが良くわかる一冊です。
(それはそれはここでは書けないあれやこれやが書かれています。)
いくら萌えのために進むとはいえ、やはり「辛いものは辛い」「簡単ではない」「人生山あり谷あり」というのは野崎さん自身も認めていることなので、道のりは決して平坦ではないですが、こういう人生もあるということを知っておくことは、新しい世界の発見になるはずです。
年末年始、新年の目標を立てるなら、その根本を見直してみませんか?
あなたは何のために稼ぎたいですか?
生活に必要な部分がすべて満たせてなお稼げるとしたら、何にお金を使いますか?
ちなみに年末年始は本屋さんもお休みのところが多いと思いますが、AmazonKindleであれば1分で買えます!今日買ってお正月のうちに読み切れますよ!電子書籍はスマホでもタブレットでも読めるので、初詣の行列で「待つのだるいな」なんていう生活からおさらばです!どうせ待つなら有意義に時間を使いましょうよ!